めばちこ・ものもらいは、細菌による炎症や、脂肪の固まりが原因であるため基本的に人から人へうつることはありません。

めばちこ・ものもらいの治療は点眼薬・眼軟膏などの外用薬を用いて行います。麦粒腫の場合は、薬を使うと2～3日で徐々に症状が軽くなり、約1週間程度で治るのが一般的です。
霰粒腫は、まぶたの裏にしこりが残っている場合、完治するまでに数ヶ月かかることもあります。

めばちこ・ものもらいのほとんどは自然に治ることが多いですが、なかには重症化するケースもあるため、2～3日で治らない場合は症状が軽いうちにお近くの眼科を受診しましょう。

まぶたが炎症し、かゆみや痛みが強い場合は、冷やすのがおすすめです。冷やすことで一時的にかゆみや痛みを緩和させることができます。しかし霰粒腫の場合は、マイボーム腺に脂が詰まって引き起こされるため、冷やすのは逆効果です。